目に見えるものと、見えないもの

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皆さんこんにちは。
FUKUDAです。
夏はお祭り、花火等イベントのとても多い時期ですね!
そして、13日からはお盆に入り、お墓参りに行かれる方も多々、いらっしゃることと思います。
ご先祖様、亡くなった愛する家族が、お盆に戻って来られるため、
離れて暮らす家族はふるさとに帰省して、ご精霊さまを迎えます。
我が家も、息子、娘が帰ってきます。
お盆は、賑やかに過ごされるご家庭も多いのではないでしょうか。
目には見えないご精霊さまに手を合わせることは、日本の風習として当たり前のように
行われています。
ご先祖様に感謝の気持ちを表したり、目に見えないものに対して意識を向け、気持ちをひとつに
するという意味からも、お盆はとても大切なことだと思います。
目に見えないことと言えば、体の感覚。
暑さ、寒さ、味、痛み、心地よさ、肌の感覚、人に対する思い、苦しみや喜び、等々。
目には見えないけれど、確実に、自分に何かが起きています。
体のことで言うと…
寒い時、まず鳥肌がたち、さらに寒くなって対応し切れなくなると、風邪をひいてしまいます。
暑い時、汗を出して体温調節しますが、それ以上暑くなり、体が耐えきれなくなると、
今、流行っているような、熱射病にかかってしまいます。
色々なストレスは、体や心の目に見えない部分の現象の最終段階として、
許容範囲を超えてしまった時、
病気、心の病となって実際に表れて来るのですね。
YOGAでは、ほとんんど目に見えない微細な部分に対して、見逃すことなく意識を向けていく
ことを、毎日の習慣として行っていきます。
月曜日セラピークラスでは、前日の朝起きてから、寝るまでの状態を見つめて頂きました。
サットヴァ(寂静、明るい状態)、ラジャス(活動的な、落ち着きのない状態)、
タマス(怠惰、暗い状態)。人の行動はこの三つの状態から成り立っています。
毎日の生活では、この三つのバランスがとれていることが大切といわれています。
朝から怠惰な状態だったり、遅くまで忙しく動き回っていることが当たり前の生活を
送っていると、いつか体のバランスを崩してしまいます。
体と心の感覚をよく見つめ、もっと微細な部分を観察して、小さな信号を
見逃さないようにできるといいですね!
YOGAは先進医学のように、人の体の状態を数値で表すことはできません。
ただ、唯一、自分の感覚を研ぎ澄まし、自分の心と体を味わうことができるということは、
誰にも代用が出来ない確実な、自己管理の方法でもあると思うのです。
それは、自分のことを信じ、愛することにもつながって行くのだと思います。
自分の力を信じて、自分自身をいたわり、癒せるって、素敵なことだと思いませんか?
自分を、もっともっと好きになって、初めて、周りのひとのことも
同じように愛せるのだと感じます。
みんなひとつだから。
人生の折り返し地点で、このことに気づかせてくれたYOGAに本当に感謝しています。
YOGAで補えない部分で、医学の力を借りつつ、互いに力を合わせながら、
本当の幸せを目指して行ける世界がきっと訪れると信じています。
                              HARI OM FUKUDA

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