前回のブログでは、
“ヨガは女性が美容と健康のためにおこなうもの”というイメージがある。
「女性が多そうだし、体が硬くてポーズができないとなんか恥ずかしい」というのが、男性がYOGAに抵抗を感じる一般的な意見。
男性がYOGAをしやすい環境として男性限定の”メンズのためのヨガプラクティス”を開催するので参加しませんか?
という話をしました。
この流れに乗って、今日は“僕が男性にヨガをオススメしたい理由”を話をします。
■運動不足を解消したいけど筋トレとかランニングは苦手…
ネット社会を生きている現代人は、デスクワークやスマホを使っている時間が右肩上がりに増えています。
最近まったく運動してないなぁと実感している人も多いのではないでしょうか。
片やランニングブームもあって外を走っている人をよく見かけるし、同僚や友人の中でも筋トレにハマってトレーニングジムに通い、バリバリ運動している人もいる。
そんな様子に触発されてランニングや筋トレをやってみたものの、キツイし1人孤独な運動なのでモチベーションが維持できなくて続かない…
僕もそういう経験をしました。
もともと猫背で姿勢が悪かったのですが、当時の仕事は長い時間イスに座って作業をすることが多く肩こりや腰痛もひどくなっていました。
体もなんか重くて、なんかイライラする感じがしていました。
しかし、同じ仕事をしている同僚のSくんは姿勢も良くて、動きも軽やか。何でだろうかとちょっと気になっていました。
ある時Sくんと同じプロジェクトになり話す機会ができたので聞いてみました。
僕:
「筋トレやったり、ジムに通ったりしてるの?」
Sくん:
「ヨガやってるんだよね。」
・
・
・
■ヨガとの出会い
ヨ、ヨガ?!
思いがけない答えだったので「へぇ〜」くらいしか言葉が出てきませんでした。
そこからSくんによるヨガの熱弁が始まりました。
全部書くと長くなるので、Sくんの思いを尊重しつつまとめると、
・ヨガをすると体幹が鍛えられるので姿勢がよくなり、代謝もよくなるので脂肪が付きにくい体質になる。
・柔軟性もアップして、関節や筋肉の可動域も広がるので、体がスムーズに動いて軽やかな気分になる。
・体が軽くなると、頭もスッキリして仕事がはかどるようになった。
・瞑想して、呼吸に意識を向けると自分と対話できるから、体の違和感やストレスの原因に気づける。
・ヨガをしてから調子が良くなった。
とのこと。
何の知識もなく、
「可動域も広がる」
「体が軽くなると、頭もスッキリ」
「自分と対話できる」
さらに、
「先生は男性のインド人」
というわけです。
こんなことをいきなり言うと、正直ちょっと引いてしまう人もいるんじゃないかと思うのが普通ですが、Sくんはお構いなしに話してくるわけです。
でも、そのヨガのおかげでSくんは姿勢も良く、動きも軽やかで調子が良い。そしてそんなSくんに興味を持って話しを聞いた自分の直感を信じてみようと思ったんでしょうね。
その時に紹介してもらったのが YOGA SPA だったわけです。
そこでグルジのヨガに出会い、ヨガ男子としての今の自分が作られたわけです。
■僕が男性にヨガをオススメしたい理由
気づけばヨガ歴は5年になりました。
毎日とまではいかないですが、ヨガが習慣になっています。
時間がない時は、太陽礼拝だけとか、20分くらい目を閉じて呼吸を意識して座るだけとかもあります。
でも、たったそれだけで頭も体もスッキリします。
ヨガを始める前よりもイスに座って作業をしている時間は増えましたが、肩こりもないし、腰痛もありません。
普段から体と対話しているので、体の違和感があればすぐにアーサナしたり(公共の場ではさすがにしませんが笑)、ストレッチしたりします。
そのほかにも、イライラしたら深く鼻呼吸するとか、少しのあいだ目を閉じて呼吸を意識するとか、日々の生活の中でもヨガを活用しています。
ヨガはスタジオに行ってみんなと一緒にやるだけではもったいないです。普段の生活に取り入れれば、今よりも日常が快適になりますから。
ただ、残念なのは、男性はヨガに触れる機会が圧倒的に少ないということです。
その理由は、前回も書きましたが、
“ヨガは女性が美容と健康のためにおこなうもの”というイメージがある。
女性が多そうだし、体が硬くてポーズができないとなんか恥ずかしい。
といった先入観です。
そういった先入観を取っ払ってもらうために、明日2月11日(祝)の男性限定”メンズのためのヨガプラクティス”にぜひ参加していただきたいと思います。
絶好のタイミングだったので、男の皆さんにヨガの素晴らしさを伝えようと思いブログを書いていたら思いのほか長文になってしまいました(苦笑)
まあ、これだけ語っておいて、ワタクシは明日のワークショップに参加できないというオチなのですが…
⇒ 『メンズ・レディースのためのヨガプラクティス』の申し込み